うちの子は、算数の問題を解くのは楽しいと言っていました。
日能研の授業も好きでした。
この気持ちを維持させたい、好きな科目の成績はどんどん伸ばしたいと思い、好きだからできるやり方を探しました。
Contents
「栄冠への道」を取り組みやすくする
塾の問題集(栄冠など)は、子どもが解きやすいようにノートにまとめました。
一冊すべてを一度に作る時間はなかったので、できるときに準備しました。
日能研から配られたカリキュラム表を見て、今週の授業(テスト範囲)の問題をコピーしてノートの表ページに貼り、答えもコピーして裏に貼る単純作業。
ただそれだけのノートですが、答えが別冊で答え合わせが面倒といううちの子には、ちょうどいいやり方でした。
うちの子は、解いたら終わり(答え合わせはあとで)にしてしまうところがあったので、すぐに答え合わせできる方法で渡しました。
苦手の国語と違い、このノートさえ作成しておけば自分から取り組んでくれました。
算数だけは習慣になっていました。
これは好きな算数だからこそ負担なくできるやり方だったと思います。
やって良かったと思える復習の仕方
算数の間違いノートは、4年生の入塾時から最後の過去問まで毎回作り、徹底的に復習しました。
この間違いノートを作った理由は、
・自分の間違ったところだけがのっているので、子どもが復習しやすい。
・どんな間違いがどのくらいあるのか、子どもが自分でわかりやすい。
からです。
公開模試・育成テストが終わったら必ず作りました。
間違いノートは、よくある単純なことかもしれないですが、結果としてこの復習はとても子供のためになったと思います。
- テスト問題に書かれている計算などを消しゴムできれいに消す
- 問題用紙をコピーする(間違ったところのみ)
※コピー機はA3がおすすめです。
日能研のテストサイズは大きいので、A4プリンターを使っていたわが家は、コピーした紙を切ったりしてサイズ合わせ作業に手間がかかり不便でした。 - マイニチノウケン(日能研生サイト)から答え・解説をコピーする(間違ったところのみ)
※配布される解答集より、マイニチノウケンにあがっていた解説の方が詳しくわかりやすかったため、うちではサイトから印刷していました。 - A4サイズのノート上半分に問題を貼り、めくった裏のページに③の答え・解説を貼る
(1ページに1問) - 採点された解答用紙もコピーし、自分のテストの時の(間違っている)答えも貼る
↑なぜ不正解になったのかを考えられる!
自分の間違いと向き合うことは大事だと思います。
わからなかったのか、計算ミスなのか、問題(単位)の読み間違え・勘違いなのか、
時間が足りなかったのか・・・などなど×になった理由は色々あるからです。
わが家はコピー専用にエプソンのモノクロプリンターPX-M160Tを購入しました。
インクがエコタンクなので、かなり持ちがいいです。
インク切れの心配をせずに、どんどんコピーできるのがいいです。
中学受験後も学校のプリント類や、スタサプのテキストのコピー等で使えるので、モノクロプリンターは買ってよかったと思いました。
自動両面印刷ができないのが難点ではありますが。
計算と漢字は毎日続ける!そして正誤表で確認
日能研で配られる、計算と漢字を毎日しました。
4年生の時に塾の方から、計算しない日があると計算力が落ちる、と言われたことがあるので、基本毎日解き続けていたと思います。
6年になってからは、ただ計算するのではなく、間違えたところに着目するようにしました。
何系の問題につまずいているのか、うちの子の弱点を把握するため、正誤表を作りました。
↓こちらがわが家の正誤表の一部です。
壁に貼ることで、子供が自分で間違った分野を確認できました。
全問正解が続くことを楽しむ時もありました。
間違えたところは苦手分野なので、それを克服するための勉強をするようになりました。
夏期講習テキストの算数428題で基本から見直す
夏期講習のテキストに算数の問題が428題載っています。
夏休み前の塾の保護者会で、「やったら〇つけをして提出ボックスに入れてください」と言われました。
毎日どのくらい解くかなど、ペースはそれぞれでいいそうです。
うちの子の校舎では、1枚に7題くらいかける専用の用紙が塾に置いてあったので、子供が自分で取りに行っていました。
わが家では子供と相談して「1日2枚(14題)を復習まできちんとこなすこと」を目標にしました。
夏期講習で428題すべて解くことができました。
算数で使用した問題集
最後にわが家が算数用に購入した書籍です。
学研ニューコース算数 小5算数、小6算数
手始めに購入した問題集です。
基礎的なところの理解を目的に購入しました。
例題とその解き方を確認してから、練習問題に取り組むスタイルです。
中学入試計算名人
計算をいかに早く解くかに特化した内容です。
長い計算式の規則性を見つけて、簡単に早く解く為のテクニックが載っています。
九九以上の計算(15×19等)の暗記カードが巻末についています。
塾技 算数
主に使用していた問題集です。
入試に多く出る項目を11の分野から100個にまとめてあり、ポイントを「塾技」として紹介しています。
項目の例としては、食塩水、転がる図形、容器に入った水、方陣算など。
1つの項目は見開き1ページで、左側ページに塾技などポイント・解き方の解説。
右側ページに実際の入試問題を塾技を使って解く問題になります。
浅野中の問題も多く掲載されていました。
間違った問題はチェックを入れて、できるまで何度も解き直しをしました。
下剋上算数 基礎編、難関校受験編
毎日の計算用に使っていました。
基礎編は1回10題を10分、難関校受験編は15分目標で解きます。
時間を意識して取り組むようにしました。
冊子にそのまま書き込むのは使いづらかったので、毎回コピーして解いていました。
タイマーを使い、時間を意識して解くようにしました。
2周目は、浅野試験を意識して、出題傾向が似た問題のみを解いていきました。
以上がわが家の算数の取り組みについてです。