ラバーゼ揚げ鍋セットと野田琺瑯オイルポットのレビュー

お弁当作りや夕食作りに油料理は欠かせません。
わが家では、今まではクリステル鍋を使用していました。

でも、子どもが成長してよく食べるようになってから、揚げるものの量も増え、一度に揚げれる量を増やしたいと思い、大きめの揚げ物鍋を探すことにしました。

購入したのは、ラバーゼの鉄揚げ鍋セットと、使った油をろ過して再利用する野田琺瑯のオイルポット

購入してから半年ほど使い込んだ使用感をご紹介します。

Contents

ラバーゼの鉄揚げ鍋セット

ラバ―ゼの鉄揚げ鍋セットはサイズが22㎝と28㎝の2種類あります。

サイズが大きいものを望んでいたので、迷うことなく28㎝の方を購入しました。

鍋底の直径は18㎝くらいなので、わが家のIHコンロでも問題なく使えるサイズでした。

とんかつ肉も、たっぷりの油で余裕をもって揚げられます。

大きめの手羽先も5本くらいは入ります。
手羽先の甘辛揚げもカリっとおいしく作ることができました。

そして、市販の冷凍ポテトは1袋をムラなく一気に揚げられます。

ラバ―ゼ揚げ鍋でフライドポテト1袋丸ごと揚げる
フライドポテトは1袋丸ごと

今までは鍋の容量的に半分の量しか入らなかったので、続けて2回揚げていましたが、それが1度で揚げられるのはとても便利。

ラバ―ゼ揚げ鍋で手羽先5本を揚げる
手羽先5本も余裕で揚がる
ラバ―ゼ揚げ鍋で作った手羽先
手羽先の甘辛揚げ

唯一のデメリットは鍋に注ぎ口が無いので、オイルポットに油を注ぐ際に鍋肌に垂れてしまうことです。

なので注ぎ終わった後、すぐにオイルポットから鍋を離さずに、少しこすりつけるようにしながら離して油垂れを防いでいます。

買ってからわかった事ですが、ラバ―ゼの揚げ鍋は汚れが付きにくくなっているので、スルッと汚れが落ちます。

洗いがとてもラク

洗った後も鍋を逆さにして置いておくことができるので、乾きが早い!

後片付けがラクなのはとても便利で、バタバタしがちな朝のお弁当作りでも、躊躇せず使えます。

付属品の揚げかごと油はね防止ネット

ラバ―ゼの揚げ鍋セットには、鍋の他に揚げかごと油はね防止ネットがついています。

油はね防止ネット、はじめはいらないかと思っていましたが、これが意外に使えます。

揚げ物の調理中に蓋のようにかぶせるだけで、コンロ周りへの油の飛び散り方が変わります。

イカリングや手羽先の唐揚げ、ししゃもの唐揚げなど油ハネが多い時に使っています。

揚げ鍋に限らずフライパンで豚トロを焼く際など、油が飛び散りやすい時にも使えます。

野田琺瑯のオイルポット

野田琺瑯のオイルポット
野田琺瑯のオイルポット

今まではパナソニックの天ぷら油クリーナー TK-CT10 を使用していました。

お弁当、夕食によく揚げ物料理をするので、油は毎回使い捨てにはせず、ろ過して再利用しています。

パナソニックのフィルターカットリッジは10回ろ過してカートリッジを交換します。
(ペーパーフィルター10枚、エコカートリッジ1個で1セット)

揚げ油が減ってきたら新しい油を足して、汚れがひどくなってきたら交換するので、揚げ物料理をよくする家庭にはとても経済的だと思います。

ただ、容器の外側に油がつくと掃除しにくかったので、プチストレスになっていました。

新しいものを買い直そうにも、パナソニックの天ぷら油クリーナーは生産終了していました。

そこで見た目がおしゃれな、野田琺瑯のオイルポットを購入しました。

琺瑯は掃除がしやすい

パナソニックの天ぷら油クリーナーは、ステンレスの容器本体にプラスチック製の蓋や注ぎ口、取手部品がついてるので、油汚れがすきまに入ったりしてお手入れが大変でした。

でも野田琺瑯のオイルポットは、容器全体が琺瑯製なので油で汚れた時も重曹シートなどでサッと拭き取りができて、キレイを保つことができます

きれいなパステルカラーで見た目もかわいいフォルム。
油料理をしたくなる、キッチンに置いてもおしゃれなオイルポットです。

油受け容量が少ないのは不便だけど…

オイルポット、カートリッジセット部
カートリッジセット部

パナソニックのものに比べて野田琺瑯のオイルポットはカートリッジ上部の油受け容量が少ないので、オイルポットに油を戻す作業を2~3回繰り返さなければなりません。

でも上部の油受け容量が多いと、その分カートリッジのセット位置が下側になるので、オイルポットに入れた油が カートリッジに浸ったままになってしまうことがあります。

使う油の量が多いほど一気にオイルポットに注げるほうが便利に感じますが、カートリッジが油に浸ったままの状態なのは気になってしまうので、このオイルポットで良かったと思っています。

油の容量は0.7リットルと、パナソニックのTK-CT10より0.1リットル多く入ります。

カートリッジはパナソニックのものが流用可

付属の活性炭カートリッジはろ過スピードが遅いので、多量の油をすべて戻し終わるまでに時間がかかりました。

交換用カートリッジはパナソニックのエコカートリッジ TK-CT10C5 がサイズぴったりでそのまま使えます

なので、カートリッジはパナソニックのエコカートリッジを流用し、油もなるべく温度が高いうちにポットに戻すようにしています。

野田琺瑯のオイルポットは、目の細かいこしアミで汚れを取りますが、パナソニックのペーパーフィルターも使えます。

パナソニックのペーパーフィルターセット
パナソニックのカートリッジ、ペーパーフィルターが使えます

わが家は付属のこしアミは使わず、パナソニックのペーパーフィルターとフィルター固定用の金具をそのまま使っています。

カートリッジの値段もパナソニックの方が安いので、こちらを使うようにしています。

50回分で1,600円前後なので、1回32円くらいになります。

以上が、ラバ―ゼ鉄揚げ鍋セットと野田琺瑯オイルポットのレビューになります。