パナソニックのドラム式洗濯乾燥機から、シャープのES-W113に買い替えました。
機能・価格共に満足していますが、排水口からの臭いなど、気になる点もありましたので、その辺りも含めてご紹介します。
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ケーズデンキにてES-W113を購入
ドラム式洗濯乾燥機はずっとパナソニック製を使用していました。
前回(NA-VR1200L)は経年によるドラム異音大で使用不能、今回(NA-VX3500L)は乾燥エラー頻発(U04)により乾燥が使用不能となり、やむなく買い替える事に。
ネットの口コミで気になる点があったものの、機能と価格からシャープのES-W113の一択となりました。
価格ドットコムで相場を確認しつつ、大型家電ではいつも期待通りの値引き交渉ができて、無料長期保証もあるケーズデンキへ。
決算期と新モデルES-W114が販売間近と言うこともあり、期待通りの価格で購入できました。
扉が右開きのES-W113-SRにしたので、納期は1か月程度でした。
(左開きの方が納期は早かったです)
本体サイズは高さに注意
シャープのES-W113(後継機のES-W114も)は、他メーカーのドラム式洗濯機より高さがあります。
シャープ、パナソニックと日立で、2021年モデル最上位の洗濯脱水容量11kgモデルでサイズを比較すると、以下の通りです。
赤枠で囲った寸法が本体高さですが、5cm以上シャープは高いです。
実際、わが家の設置でも寸法上は背面の給水栓にかぶってしまう高さでした。
洗濯機排水口の定期洗浄の為に、洗濯機のかさ上げ台を使っている為です。
ただ、本体の背面上側は少しへこんだ形状になっており、ちょうどその部分に給水栓は収まりました。
背面へこみ部の奥行寸法は約100mmです。
ちなみにES-W113には、本体上面に水準器が埋設されいないので、確認したい時は付属の水準器を置いて確認します。
洗濯機かさ上げ台は、設置面が広く一体型のマルチメゾンを使用しているので、設置後の位置の微調整もラクでした。
設置業者の方にも、このかさ上げ台は良いですね!と言われました。
後日、マルチメゾンの上にさらに、東京防音のニューしずかも追加設置 しました。
体感で1~2割は振動音が軽減 された感じがしました。
奥行方向の寸法は大きくは変わらないので、 特に圧迫感が増した感じもありませんでした。
扉が大きく開くので、使い勝手がどうか?
もありましたが、わが家では特に気になりませんでした。
洗濯機の高さが今までより高くなったので、洗濯機の上に置いていたタオルなどを入れる籐かごを、子どもが取りやすいように、LAUNDROMAT&TUBのワイヤーバスケットに変えてみました。
手前から取り出しやすく、便利でおしゃれです!
洗濯かごはフレディレックのランドリーバスケットを使っています。
音も静かで、機能には大満足
2015年に購入したパナソニックのドラム式洗濯乾燥機NA-VX3500からの買い替えなので、機能的な進化がかなり感じられました。
洗剤と柔軟剤の自動投入は、とても便利!
ちょっとした手間の時短と、洗剤置きのスペース削減にも繋がり、メリットは大きいです。
基本的には洗濯物を入れたら【スタート】を押すだけ。
洗濯時間は、買い替え前の機種より早くなりましたが、仕上がりには全く問題ありません。
音に関しては、洗濯から脱水、乾燥まで全体的に静かに感じます。
乾燥フィルター自動お掃除も便利で、乾燥終了後にフィルターボックスの隅にホコリがまとまっているので、フィルターボックスを外して、ゴミ箱に傾けるだけで、ゴソッとホコリのかたまりが落ちてくれます。
購入前に気になっていた、排水口からの臭いもどり
シャープのドラム式洗濯乾燥機ES-W113を購入検討するにあたり、一番気になっていたのは、
「乾燥時の排気が排水ホースから出るので、排水口からの下水臭のもどりがある」
と言った口コミがあることでした。
今まで使ってきたパナソニックのドラム式洗濯乾燥機では、その様な経験はなかったので、買い替えて大丈夫!?
という心配がありました。
そこで、まずは使っているパナソニックのNA-VX3500(ヒートポンプ式)がどうかを確認することに。
乾燥運転中に排水ホースを排水トラップから外して、ホースから排気が出ているかとチェックしましたが、全く無し。
乾燥排気は、本体背面上部の排気口から出ていました。
排水ホースからの乾燥排気の心配はあったものの、価格と機能からはやはり他の機種は候補とならず、不安ながらもES-W113を購入することに。
購入後すぐに乾燥運転中に排水ホースを外して、ホースからの排気有無を確認したところ、
結構な勢いで排気が出ている
ことが確認できました。
実際に、排水トラップを一度分解清掃した後に、排水トラップ内の水を満タンにしてから、夜間にタオルの洗濯乾燥運転(自動運転で3時間程度)をしてみました。
翌朝、洗濯機の部屋内に少し排水口からの下水臭がありました。
上の写真は、左が洗濯乾燥前の満水状態で、右が乾燥終了後になります。
排水トラップ内の水がほぼ無くなっていました
やはり排水ホースからの排気が原因だと思われます。
排水口の臭いもどり対策について
まずは公式HPの対策を実施しました。
排水ホースを途中で持ち上げることで、ホース内部にも排水トラップ機能を付加することです。
対策を実施してから、下水臭発生時と同じようにタオルの洗濯乾燥運転を行いました。
結果は、
下水の臭いもどりなし!
排水トラップの水も下の写真の通り、無くなっていませんでした。
わが家は、排水ホースの取り回しを下の写真の様に変えました。
単に排水ホースを奥側に這わしていたのを、手前側に引き出し、防水パンに沿って排水ホースを立ち上げる様にしました。
わが家の場合は公式HPの対策を実施することで、排水口からの臭いもどりが解消しました。
ちなみに写真のホース状態のままでも、かさ上げ台マルチメゾンのカバーは付けれます!
よくよく説明書を読んでみると、そもそも設置時の排水ホースの取り回しが誤っていた事もわかりました。
本来であれば、洗濯機本体底面からの排水ホース(内部ホース)は、一旦立ち上げる形で左右いずれかの接続口に固定します。
これにより排水トラップ機能が得られますが、わが家の場合は正規の取り回し方になっていませんでした。
設置環境や排水トラップ構造などによっては、排水口からの臭いもどりが無いのかもしれませんが、排水ホースから排気をしているのは確かなので、購入にあたっては注意が必要だと思います。
わが家は排水口の臭いもどりが無事解消されたので、毎日のお洗濯がとても快適になりました。
洗濯槽と自動洗剤投入部のお手入れ
長くキレイに使いたいので、お手入れとして毎週の槽クリーン洗浄と、半年おきに専用の洗濯槽クリーナーを使っています。
洗剤の自動投入口も定期的にお手入れをしないと、下の写真のように 洗剤タンク設置部に洗剤のかたまりが溜まってきます。
洗剤タンクを取り外して分解し、お湯でキレイに洗います。
洗剤タンク設置部の洗剤汚れを拭き取り、最後に水を200mL入れてキレイに仕上げます。
中央のタンクフィルターもつまみを持って引き抜いて外し、洗います。
洗った部品をセットして、洗剤タンクに40度のお湯をいれて、洗剤投入経路を洗い流します。
もうすぐ使い始めて1年になりますが、ドラム内もキレイを保てて、毎日快適にお洗濯ができています。
以上、ES-W113のレビューと購入前の注意点でした。