マンションのベランダ掃除用に、アイリスオーヤマのコードレス高圧洗浄機を購入しました。
主な用途は台風や大雨の後のベランダ窓と網戸の掃除です。
使ってみた感想をご紹介します。
Contents
水道や電源が近くに無くても使用できる
わが家のマンションのベランダには、スロップシンクも屋外電源もありません。
なのでベランダの掃除をする時には、タカギのホースリールを室内の水道蛇口から繋いて、窓や網戸、ベランダ床などを洗っていました。
ただ、窓を洗う時は室内からのホースの分、少し窓を開けておかなければならないので、掃除中に室内に水が入ったりと、不便さを感じていました。
そこで、水道も電源も不要のアイリスオーヤマのコードレス高圧洗浄機、SDT-L01Nを購入しました。
ベランダ掃除が手軽にきれいに
使い方は簡単です。
充電したバッテリーをポンプユニットにセットしたら、タンクに水を溜めて、ポンプユニットの上に設置、あとは高圧ホースを繋ぐだけ。
唯一準備作業の手間としては、タンクから高圧ホース接続口まで、水を通す作業がいること。
写真左側が手動ポンプ(シャンプ―のヘッドの様な部品)を高圧ホース接続口に繋いだ状態です。
そこから水が出るまで何回かポンプノズルを押すと、写真右の様に水が出てきます。
水が出てきたら、手動ポンプを外して高圧ホースを繋ぎます。
コードレスですが威力は十分だと思います(最大圧力:4.5MPa)
ただし、ポンプユニットの作動音は結構大きめです。
高圧ノズルの先端を回せば、高圧直噴と低圧拡散に切り替えられます。
わが家は、台風などで窓が汚れてしまった時や、定期的な網戸の掃除に使っています。
ベランダ網戸についた黒い排ガス汚れなどが、吹き掛けるだけでキレイになります。
ホコリは網戸に絡みついているので、高圧で吹き掛けるだけでは完全には落とせませんが、それでも十分きれいなレベルになります。
窓も磨いたり拭いたりしなくてもOK
窓枠のサッシ溝も汚れが溜まりやすいので、吹き掛けて洗います。
写真上側は掃除前の状態で、下側が高圧噴射後の写真です。
サッシ溝をブラシでこすったりしないでも簡単に汚れが落ちます。
エアコンの室外機もとてもキレイになります。
デメリットは稼働時間
手軽に使用できる反面、バッテリーの稼働時間がもう少し欲しくなります。
タンクの容量は26リットルですが、満充電したバッテリーだと、使える水の量はタンク1回分と1/4くらいです。
仕様だと、連続使用時間は10分
写真上側は使用前のバッテリー満充電状態。
そこからタンク1回分の水を使いきった後のバッテリー残量が下の写真です。
バッテリー残量の表示は半分ですが、実際は半分も残っていない感じです。
上の写真はタンクの水の減り具合です。
左上が使用前(バッテリー満充電)のタンク満水状態です。
左下がタンク空まで使った状態。
この時のバッテリー残量表示は、ひとつ上の写真の通り半分でした。
右上写真は空のタンクに水を追加補給(タンク半分程度)した状態です。
そして右下がバッテリー残量ゼロまで使い切った時のタンク水の残量です。
写真の様に、1回に使用できる水の量は、おおよそタンク1回分と1/4程度です。
(水を出したり止めたりの回数もあるので、変動はあるかと思います)
バッテリーの充電時間は最大5時間程度なので、ちょっと充電し直してからまたすぐに使う…、はちょっときびしいです。
なので、広範囲を一度にしっかり洗いたい、となるともう1個予備バッテリーが必要になります。
ベランダの窓掃除くらいなら、バッテリー1回分でも問題ないので、水道から水を出し続けて使うより節水になると思います。
収納はすべてタンクの中へ
タンク自体が大きいので、収納しておく場所のスペースはとってしまいますが、部品のほとんどはタンクの中に入ります。
呼び水用手動ポンプや、高圧ノズルなどをタンク底にいれて、その上にポンプユニットを入れます。
高圧ホースだけタンク内に入りきらないので、上の写真の状態が収納時の状態になります。
水が通る接続口にはゴミが入らないようにラップなどで保護しておく必要があります。
他にも使い方として、50度までの温水が使えたり、中性洗剤を混ぜて使えたりと、色々なシーンで活用できます。
タンクを使用せずに、ポンプユニットに直接水道から給水もできます。
以上が、アイリスオーヤマのコードレス高圧洗浄機、SDT-L01Nのレビューになります。