象印のホットプレート やきやきEA-GW30 を購入したので、レビューします。
15年愛用した三菱電機グリル鍋HL-AP10からの買い替えになります。
焼肉、たこ焼き、パンケーキ、餃子を作ってみた感想をご紹介します。
Contents
象印とタイガーのどちらにするか
今まで使用していた三菱電機のグリル鍋HL-AP10は、付属のホットプレート形状が内径30cmの丸型だったので、ホットケーキやお好み焼きを何枚も同時に焼いたりするのは小さく不便でした。
また厚めのパンケーキを焼く時など、ホットプレート専用の蓋が無かったので、蓋付きのモデルが欲しいと思い始めました。
長年の使用でフッ素コートが弱くなったのか、すぐ焦げる様になってきたので、新しく買い替えることに決めました。
候補は、象印 やきやきEA-GW30 と、タイガー これ1台CRV-G300 の2台。
どちらも平面プレート、焼肉プレート、たこ焼きプレートがセットになったモデルで、立てて収納できたりと、収納サイズは象印がひと回り大きい ですが、機能はほぼ同じだと思いました。
2台の主な仕様の比較表です。
最終的には、140度から温度設定ができ、収納棚に入る範囲内で プレートサイズが大きい方 の象印を選びました。
焼肉プレートの使用感や汚れについて
購入後、すぐその日に おうち焼肉 をしてみました。
かなり以前に価格が安い焼肉専用のホットプレートを使用していましたが、ヒーターが汚れ、お手入れ性も悪く、油跳ねや煙もひどかったので、すぐに捨ててしまいました。
それ以来おうち焼肉はずっとしていませんでした。
今回購入したホットプレートで、まず気になったのは焼肉プレートとヒーターの位置関係について。
上の写真は、焼肉プレートの裏面にヒーターを乗せたものですが、焼肉プレートの脂落とし穴とヒーター部は しっかり分離 されており、ヒーター部が汚れるのを防いでくれます。
象印とタイガーで焼肉プレートの使用時の違いとして、象印は水受皿に水を入れた後に、上の写真の様に穴が開いた反射板を設置する必要があります。
水は最初に600ml 入れて、少なくなったら(1時間で300ml蒸発)一度電源を切り、冷ましてから水を補給 します。
一方のタイガーは調理中に焼肉プレート上に設けられた給水口から、直接水を足せる仕様 になっています。
今回の焼肉を食べた時間は、常時250度設定で約1時間くらいでしたが、水はあまり減っていなかった 印象です。
なので、余程長い時間焼肉をしない限りは、途中に水の補給は不要だと思いました。
では早速焼肉プレートの使用レビューです。
今回はシンプルに牛タンとカルビのみ。
まずは牛タンからスタート!余熱は説明書通り14分。
特に焼き上がりの遅さは感じませんでしたし、焼き目もしっかり入っています。
油跳ねや煙も気になりませんでした。
牛タンを焼いた後のプレートの汚れです。
汚れは拭き取らずそのままカルビを焼きました。
上の写真は最後のカルビを焼いている様子です。
プレートの汚れは最後まで拭き取りませんでしたが、多少肉に黒色のプレート焦げがついた程度でした。
汚れに応じてキッチンペーパー等で拭き取れば、次のお肉も奇麗に焼けると思います。
プレート形状は、中央の脂落とし穴にむけて傾斜 しているので、自然に穴から脂が落ちます。
使用後の汚れ具合について
焼肉プレートの使用前後の比較です。
脂多めのカルビでしたが、プレートの脂落とし穴からちゃんと 余分な脂が流れ落ちて いて、プレート上に脂溜まりはありませんでした。
続いて使用後の油跳ねの様子です。
写真の様にホットプレート周りは多少の油跳ねはありましたが、思った程ではなかったです。
焼く時の煙も多少出ましたが、室内がモクモクと白く煙るほどにはなりませんでした。
使用後の片付けについて
使用後の片付けですが、焼肉プレートの汚れはスポンジで奇麗に落ちました。
脂落としの穴周りは、スポンジでは落しにくいのでたわしを使いました。
表面のセラミックコートのおかげか、脂汚れ部を しつこくゴシゴシしなくても奇麗 になりました。
ヒーターはプラグ接続部周りが少し油で汚れている程度なので、ウェットティッシュで拭き取る程度。
水受皿と反射板は、スポンジで丸洗いして汚れを落とします。
遮熱板は水洗いできない ので、内側をウェットティッシュで拭き上げます。
意外と遮熱板は汚れていませんでした。
外側の本体は丸洗いできますが、プレート周りの油跳ねを拭き取る程度で済みました。
なので、焼肉をした後の 後片付けは思ったほど苦ではありません でした。
換気の仕方等もあり、使用後の部屋の臭いやフローリング床のベトつきはありましたが、おうち焼肉をまたしてもいいと思えるくらい満足な内容でした。
後日、コストコの骨付きショートリブ で焼肉をしましたが、7~8枚くらいは一気に焼けます。
たこ焼きプレートの使用感について
翌日、今度はたこ焼きを作りました。
たこ焼きプレートは 直径43mmのたこ焼きが1回に30個 焼けます。
今回は60個分400gのたこ焼き粉を全部使いました。
プレートの左右の平らなエリアは 保温スペース です。
温度は250度、あふれた生地は区切り線の所で切り分けます。
ひっくり返す串は 竹串 を使います。
焼きムラに関しては、端の方が少し時間がかかるかな、という程度で 大きな差は無い と思いました。
たこ焼き粉は60個(30個を2回)でちょうどの分量でした。
出来上がりもまったく問題なし!とても美味しかったです。
たこ焼きプレートもセラミックコートなので、汚れの洗いはラクでした。
平面プレートでふわふわパンケーキ
さらに翌日、3連荘の最後は平面プレートを使ってのふわふわパンケーキ作り。
平面プレートの表面はダイヤカットディンプル仕上げとなっており、焼いた表面にプレート表面の模様が転写されます。
ふわふわにするために、卵は卵黄と卵白に分けて、ボッシュのコンパクトキッチンマシン を使ってパンケーキの生地を作ることにしました。
ボッシュのコンパクトキッチンマシンならメレンゲ作りが簡単にできます!
プレートの温度設定は140度、余熱を8分してから生地を焼きます。
生地のまわりにお湯を少し入れたら、蓋をして蒸し焼きに。
生地をひっくり返すと焼き面にはプレートのダイヤ模様がうっすらと転写されていました。
パンケーキをお皿に盛り付けて、ボッシュコンパクトキッチンマシンで作った生クリームと、コストコの冷凍ミックスベリーをのせて完成です。
初回のため、温度加減や時間は様子を見ながらだった割には、ふんわりとやわらかく焼きあがりました。
たくさんの餃子が一気に焼ける!
最後に、やってみたかった広いプレートでたくさんの餃子を焼くこと。
今まではフライパンで焼いていましたが、2回目を焼く前にフライパンを洗ったり、餃子がはり付いたりと、たくさんの餃子を焼く時は不便さを感じていました。
でもこのホットプレートで解決しました!
温度設定は200度、余熱を10分ほどしたら、餃子を並べて熱湯を注ぎ蓋をします。
蒸し焼きにした後、油をかけて少し焼き、パリっと仕上げました。
プレートの中央と端とでは多少焼き上がりに差ができますが、1回でたくさんの餃子が焼けて、しかもはり付きません。
2回目を焼く場合は、キッチンペーパーでプレートを拭くだけで奇麗になります。
プレートに焦げ付き汚れがほとんど無いので、洗いもラクです。
ホットプレートでの餃子はおすすめ!
3種類のプレートで、焼肉、たこ焼き、パンケーキ、餃子を作ってみましたが、どれも簡単においしく作れました。
収納は場所を取りますが、どのプレートもこれからどんどん使えそうなので、買って良かったと思います。
縦置き用のホルダーは結局使用せずで、捨ててしまいました。
以上、象印ホットプレート やきやきEA-GW30の使用レビューでした。